2011年11月28日月曜日

Energiahalli tournamnet in Lahti


ラハティ


尾曲です。ヘルシンキから列車で北へ1時間の町ラハティでモルック大会(Energiahalli tournamnet in Lahti)に松田・大崎・高窪・尾曲で参加しました。会場はラハティからタクシーで10分くらい行ったところにあるエネルギアホール、個人的に人生最北端の地です。
会場に着いてみると見たこともない景色が広がっていました。階段モルックです。大崎氏の粋な計らいでこのことは道中ずっと伏せられていました。

階段モルック
階段モルックのルールを簡単に説明します。階段の下から順番にピンが1から12まで並べられており、1から順番に倒していき、いちばん高得点をとったチームが勝ちになります。階段は木で出来ておりモルックがヒットすると結構揺れますので複数本倒れることもあります。そんなときのカウント方法。例えば1を狙い1と2を倒してしまったらノーカウント、逆に2を狙い2と1が倒れてしまってもカウントします。つまり狙ったナンバーより大きい数字が同時に倒れてしまうとノーカウント、狙ったナンバーとそれより低い数字が倒れた場合はカウントします。
倒れた数字は最初の状態に復元します。通常のモルックのように自分の倒し方が相手に影響するということはありません。つまり自分の投球が相手に何の影響も及ぼさないので、ひたすら高得点を目指せばいいわけで戦略は必要ありません。四回連続はずすとそのチームはアウトになります。ほぼ全ゲームで12に到達することはないので、実質的に四回連続アウトしなかったチームが勝つという状況になっていました。

1回戦は5、6チーム(1チーム1人か2人構成)1組で3ゲーム。チームジャパンは1(松田・大崎)、2(高窪・尾曲)と2チーム出場。我がチームジャパン2にとっては最初の1が鬼門でした。1を倒しても2が同時に倒れるケースが多く、初ゲームは1さえ倒すことができずに四回連続アウトでした。しかし2ゲーム目を獲り、3ゲーム目で3位、結果的に2位で準決勝に進出することができました。チームジャパン1も同時に準決勝進出でした。準決勝は惨敗でした。

シベリウスホール
敗退と同時にもうひとつの、というかメインの目的であるRavintola Mamma Mariaへタクシーで直行。ものの雑誌によるとフィンランドで2番目によいレストランとのこと。17:30頃到着するも予約がないとダメと言われ、21:30まで待つことに。再訪を誓い、4時間暇つぶしすることにしました。ラハティで。冬のラハティで。私は大崎氏とシベリウスホールまで散歩しましたが、それも大した時間つぶしにはならず、バスターミナルの近くのパブで各自思い思いの時間をファミレスでの高校生のように過ごしていました。そんな倦怠感漂う中モルックの新しい楽しみ方、モルックアートを開発しましたので、秀逸な作品を以下に紹介します。 
 


 


21:30の予約でしたが、21:00頃空いているだろうと店に行ってみたところ実際に空いており、予定より長い時間イタリアンを楽しめました。皆さん強気の注文でしたので自分も負けずにパスタとメイン一品をオーダーしました。最後に報われた気がしました。












6 件のコメント:

  1. 長い長いLahtiの一日お疲れ様でした。この競技の正式名称は、本当に階段モルックなんでしょうか?もうやれないと思いますが、少し気になります。Mamma Mariaおいしかったですが、次回は4時間も待てないですね。ヘルシンキから予約して行きましょう。

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  3. 名称は後で確認します。
    レストラン予約取るべきでしたね、すいません。。。

    それにしても至高のモルックアートです!!

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  4. RappusMolkkyですね、大会の表記によると。Rappusetが階段みたいです。そんなことを辞書で調べてたら偶然Po:lkky=ブロックというのが見つかりました。Mo:lkkyはここからきた造語なのでしょうか?気になります。

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  5. 違う辞書で調べたらPolkkyは丸太、丸木とありました。たぶんここから来てそうですね。

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  6. すてきな記事、大笑いしながら読ませてもらいました。
    「倦怠感漂う中」開発したモルックアート、最高です(笑)。ひまひま感がとても良く伝わってきました。

    それにしても、階段モルック難しそうですね・・・・。

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