2011年10月21日金曜日

2011年冬期ヘルシンキカップ1回戦

代表の八ツ賀です

北国のフィンランドですが、夏の世界大会を見る限り、上位のチームは、とても夏だけの練習であそこまでのレベルに達することはできないと思っていたのですが、冬も練習していました
ほとんどの屋外スポーツですが、フィンランドでは冬でも室内でできるような状況になっていると思われます
室内用のテニスコートもありますが、夏は屋外、冬はそこにテントを張って、というかドーム場の覆いをかぶせてという光景を、街のあちらこちらで見ることができます

では、モルック用の室内練習コートは・・・というと、さすがにヘルシンキにはないようです
ただし、モルックの本場ラハティにはあるかもしれません・・・来年の大会でFIMA(フィンランド国際モルック協会)の人にでも聞いてみようかなとか思います

前置きが長くなりましたが、ヘルシンキを中心に、モルック好きの有志が集まって試合をしている集団、それがヘルシンキカップです
夏は屋外、まぁ普通の公園なので無料ですが、さすがに10月を過ぎると夕方は気温一桁まで下がりますし、夕暮れも早くなるので屋外での活動は不可能
そこで、ヘルシンキカップでは、毎年冬は室内ペタンク場を借りて行われているようです
世界中に活動家のいるペタンクは、室内専用練習場を、このヘルシンキにも持っているというのはさすがとしかいいようがありません
これはいちばんまともで広いコート
冬期ヘルシンキカップ、2週に1回、パシラ駅近くの室内ペタンク場にて行われます
基本は個人戦で、1戦ごとに上位から得点を割り振り、 11回戦を行って最後に合計得点が高かった人が優勝というものです
室内のレンタル代が、全11回、1回2時間で32.6ユーロ、1回に換算すると約3ユーロくらいなので、手軽な値段ではないかと思います

10月12日に、冬期ヘルシンキカップの1回戦目が行われました
18人以上の参加者がいる場合は、ペア戦となる仕組みで、20人以上の参加だったのでペアとなりました

場所のコンディションとして、1つのコートは地面が普段使っている公園のようでいいのですが、もう一つはコンクリートの上にほんの少しだけ砂をまいた感じで、とにかく棒が跳ねる跳ねる・・・!
しかもコートの幅も長さも狭く、また壁に当たった棒でピンが倒れてもOKという、何でもありルールで、毎年している猛者ですら悪戦苦闘でした
とにかく無難に投げてもまったく予期せぬ方向に飛び跳ねるため、芝以上にトリッキーなコンディションといわざるを得ないです
3回連続でゲームオーバーになるチーム続出でした(決して難しいピンを狙いにいくわけではないに・・・)

そんな中、JMAのメンバーはこの日3人参加したのですが、私とフィンランド人のペアは決勝まで進み、惜しくも2位という結果ではありますが、充分に力を発揮できたのではないかと思います
確実に世界の中で、といっても主にヨーロッパですが、日本のモルックチームは強いという印象を植え付けていっています
この調子で、冬場もモルックの練習を続けて、夏の練習・大会へとつなげていけるようにしたいものです
そして、来年こそは、念願の世界大会2回戦突破を成し遂げたいと思います

次回のヘルシンキカップは10月26日
JMAメンバーが入賞することを祈って!!
このコンディションは、直接ピンを狙うよい練習かもしれません(ポジティブシンキング)

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